沖縄に生息するティラピアの種類【外来魚】

 

沖縄の海、河川、ダムなどで必ずといっていいほど大群を形成する魚。

それがティラピア(テラピア)です。

ティラピアの原産地は主にアフリカですが、世界各国に持ち込まれ、定着してしまったので分布域はかなり広くなっています。

 

ティラピアは低水温には弱いのですが汚染や酸欠にかなり強く、高濃度の塩水にも強いという特性を持つ為、世界中に食用として持ち込まれました。

日本にも持ち込まれましたが、あまり受け入れられなかったみたいですね。

アフリカ原産であるティラピアが日本国内で生息できる場所>は、温かい水が湧き出たり排出されたりする水域か、もしくは南西諸島のみ
つまり沖縄は普通の川や海でもティラピアの生息域になり得ます
現に、沖縄の汽水域、住宅街を流れる川、やんばるの清流、はたまたダムやため池…
どこを見てもティラピアが居ます

日本本土では外来種だとブラックバスなどが川や湖の優占種となっていますが、沖縄では圧倒的にティラピアが川を牛耳っていますね

 

また、マウスブリーダーとしても有名なこの魚。

子育ては口の中で行います。なので比較的数が増えやすい魚です。

そんなティラピアですが…
実は1種類ではなく、

沖縄には3種類居ることが分かっています

 

 


沖縄に生息するティラピア3種類

 

1.モザンビークティラピア

口が大きく、海水の2倍の塩分濃度にも耐える。

婚姻色のオスは体が黒くなり、ヒレの縁が赤く染まるのが特徴的です。体長は大きくて40cm程。

 

 

2.ナイルティラピア

体色は灰色で口が小さく、体高が大きい。

婚姻色のオスはヒレの縁がやや赤みがかかり、尾ビレに模様ができる。もちろん海水でも生きられます。

全国的に多く、飼育下では80cm近くにもなるらしいです。50cmオーバーの個体ならナイルティラピアの可能性が高いですね。

ちなみに3種の中で1番美味らしいです…。

 

 

3.ジルティラピア

出典:http://zukan.com/fish/internal2925

 

ジルティラピアは3種の中では1番小さく、体長は大きくても30cmを超えるくらいです。

体色は黄色っぽいことが多く、もちろんこちらも海水以上の塩分濃度で生息可能。


 

これらのティラピア、姿形は違いますが習性はほぼ同じで、本島全域に分布しています。(ジルティラピアは少し珍しい)
ここまで定着してしまったら駆除するのも不可能なのかも…。

 

在来種とどう共存していくのかが気になるところですね。