イラブチャー(ブダイ科)の種類まとめ1

 

 

 

沖縄で代表的な魚といえば、イラブチャーを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?

カラフルでいかにも南国!って感じの魚ですよね。

 

この「イラブチャー」という名でくくられているのはブダイ科の魚。ブダイ科はなんと10属88種もの種類が居ることが分かっていて、全て体色が異なります。

 

また、ベラ科の魚と同様、ブダイ科の仲間はほとんどがメスからオスに変わる雌性先熟型の性転換をします(たまにオスのまま成熟する場合もある)。

ブダイ科の魚は性転換が起こると体の色や模様も変わる種類が多いので、全てを覚えようとするとかなり大変です。軽いパニックが起きるレベルです。

 

そこで!

今回は、よく間違えやすいイラブチャーの種類オスメスの区別を写真&軽い解説付きで紹介していきたいと思います。

 

 


イラブチャー図鑑~アオブダイ属~

 

 

アオブダイ

成魚

 

若魚
画像引用元

 

ブダイなどに比べて体色が青いことからこの名がついた。
体長90cm程に成長する大型種だが、内臓にパリトキシンという毒を溜めていることがある為、食用にはならない。

熱帯よりも温帯域に多く、生きたサンゴも食べる。

 

 

アカブダイ

オス個体

 

メス個体

画像引用元

 

体高は低めで、ナガブダイに似る。

メスは全身が鮮やかな赤色をしており、オスになると青緑色になる。オスはアオブダイと間違えやすいが、頭部や尾ビレの形態が異なる。

最大個体だと60cm近くに成長。

 

アミメブダイ

オス個体

 

メス個体

画像引用元

 

オスは体前方が濃い青の色で、尾付近でくっきり色が分かれて淡青色になる。

メスは茶色っぽい体色で、鱗が黒く縁取られる。体長45cm程までになる。

 

 

イチモンジブダイ

オス個体

 

メス個体

 

オスは全体的に青っぽく、胸ビレの下から下尾ビレまで伸びる緑色の細縦帯が特徴的。胸ビレ、尾ビレにも桃色帯がある。

メスは赤っぽい。目の後ろから直線に走る暗色帯があり、体側中央には青緑帯がある。

体長はオスで最大50cmほどになる。

 

 

イトヒキブダイ

オス個体

 

メス個体

 

画像引用元

 

ニシキブダイなどによく似ているが、背ビレの中央部や各ヒレの先端部が伸びていることから判別できる。

小笠原にのみ生息する希少種で、体長は最大70cmに達する。

 

 

・オウムブダイ

オス個体

 

メス個体

画像引用元

オスの体色は青緑色で、頬にピンク色域があり腹部に青線が走る。

メスは茶色っぽく、他のブダイ科と区別が付けにくい。

体長は大きくても35cmほど。

 

 

・オグロブダイ

メス個体

 

オス個体

 

以前から沖縄や鹿児島などで目撃されていたが、2000年に新種登録された。

オスはキビレブダイなどに似ていて、メスは尾ビレが黒ずんだ色になる。

最大35cmほどになる。

 

・オビシメ

オス個体

 

メス個体

画像引用元

 

小笠原固有種とされ、1993年に新種登録された。

アオブダイに似ているが、オスには体の中央に帯を締めているような横帯があり、メスには体側中央から尾ビレにかけて白い縦線が走る。

最大60cmほどになる。

 

・オビブダイ

オス個体

 

メス個体

画像引用元

 

オスは全体的に濃い青色の体色で、体側に淡い青色の横帯がある。その上部に黄色域がある。

メスの体色は茶褐色で、体側に「く」の字をした淡色の黄体がある。

尾鰭は湾入しない。体長は大きくて35cmほど。

 

カメレオンブダイ

オス個体

画像引用元

 

メス個体

画像引用元

 

オスは全体的に青っぽく、赤色域が混ざる。目の上の横帯は一本で、ツキノワブダイに似るが、おデコがそれほど出ないことから判別できる。

メスは茶色で、腹部は白い。

ツキノワブダイと同一とされていたが、1986年に新種登録された。カメレオンのように海中で体色を緑っぽく変えたり、赤っぽく変えたりする。

 

カワリブダイ

オス個体

 

メス個体

画像引用元

 

オスの体色は全体的に青っぽく、頭部から体側中央の背側だけ淡青色。クチバシ上部から目の後ろにかけて、濃い青線が走る。

メスは黄色っぽい体色で、背側に淡色と濃色の縞模様ができる。

最大35cmほどになる。

 

 

・キビレブダイ

オス個体

 

メス個体

画像引用元

 

オスには目の後ろからヒレに向けて緑色の広い横帯が走っていて、体側中央の背側に茶褐色域がある。

メスは尾ビレ、背ビレが黄色くなっていて、若いメスの個体には尻ビレに黒い斑点が出る。

最大30cmほどになる。

 

スジブダイ

オス個体

 

メス個体

画像引用元

 

オスは全体的に緑っぽい体色で、眼前部に唐草模様があり、頬に淡色域ができる。

メスは地味な茶色の体色をしており、他のブダイのメス型と混同されやすい。

最大40cmほどになる。個体数多め。

 

シロオビブダイ

オス個体

画像引用元

 

オスは全体的に青緑色で、頭部が全体的に黄色っぽい淡色になる。

メスは茶褐色で、スジブダイなどの他のブダイと混同されやすい。

最大35cmほどになる。

 

ダイダイブダイ

オス個体

画像引用元

 

オスは全体的に鮮やかな青緑色で、目の後ろから背中にかけて青緑色の胡麻模様がある。目の前方には、両目を結ぶ帯もできる。

こちらもメスは茶褐色で、他のブダイのメス型と判別するのは難しい。

最大30cmほどになる。

 

ツキノワブダイ

オス個体

 

オスの体色は淡い緑色で、頭部がやや膨らむ。尾の付け根に黄色っぽい淡色の斑点が出ることもある。

こちらもメス個体は茶褐色で、他のブダイのメス型と混同しやすい。

最大40cmほどになる。

 

ナガブダイ

オス個体

画像引用元

 

メス個体

 

名前の通り、アオブダイ属の仲間では体が長い。尾ビレは湾入する。

オスは青色の体色で、メスは赤っぽい。体色は違うが、体型はほぼ同じ。

 

ニシキブダイ

オス個体

 

メス個体

 

体高が高く、比較的大型種。

オスは目の前方に鮮やかな青緑色の色域があり、目の上の頭部には黄色っぽい色域ができる。全体的に緑色。

メスは全体的に茶褐色で、体側後半部に白い斑点がポツポツできる。

オスだと最大で70cmほどになる。

 

ヒブダイ

オス個体

メス個体

 

オスは全体的に黄緑色の体色で、各ヒレは青緑色で縁取られる。

メスは黄色の体色に青色の縞模様が入っている。ブダイ科の仲間では珍しく、他のブダイ科と区別が容易にできる。

方言で「アーガイ」と呼ばれ、ブダイ科の中で最も美味とされる。

オス個体だと80cmほどまで成長する大型種。

 

ヒメブダイ

オス個体

メス個体

画像引用元

 

オスの体色は青緑色。

メスは茶色っぽく、体側中央の背側から黄色い縦帯が走る。

オスメスともに濃色の部分が頭部、体側前半部にある。

体長は大きくても30cmほど。

 

ブチブダイ

オス個体

 

メス個体

画像引用元

 

ブダイの仲間にしては珍しく、オスとメスであまり体色が変わらない。

メスには体側に白い横線が多数走る事がある。

幼魚は茶色の体色に小白斑点が多数入っていて、他のブダイの仲間と区別がつけやすい。

オスで体長最大50cmほどになる。

 

レモンブダイ

オス個体

 

画像引用元

 

オスは口元から眼下淡色域があり、頭部は黄緑色、腹部は赤っぽい体色になる。尾ビレに黒色域もできる。

メスはこれまた他のブダイのメス型と区別が難しい茶褐色。

体長最大30cmほどになる。

まだまだいます!!!

後半はこちら>>>

イラブチャー(ブダイ科)の種類まとめ2 | 釣り武士.com
    前回の記事イラブチャー(ブダイ科)の種類まとめの続きです!   イラブチャー図鑑~イロブダイ属~ ・イロブダイ   オス個体   メス個体 幼魚 画像引用元   オス、メス、幼魚でかなり体色が変化する種類。 オスは全体的に青緑色の体色で、頭から体側中央あたりまで多数の小斑点がある。また、口元から腹部にかけて横線が走る。 メスの体色は全体的に赤く、体側下半分に小斑点がある。 幼魚は目の付近がオレンジ色で、体全体は淡い色になる。 オスの成魚で最大80cm近くになる。     ~カンムリブダイ属~ ・カンムリブダイ 画像引用元   ブダイ科の中でも、最も大きくなる種。 体高が高く、頭部が出っ張るのが特徴的。オスとメスの体色はどちらも青みを帯び、あまり変わらない。 国内ではほとんど見かけることはなくなった。最大1.2mに達する。     ~キツネブダイ属~ ・キツネブダイ オス個体   メス個体 画像引用元   口元が伸び、細長い。 オスは淡青色、メスはオレンジっぽい。最大50cm程になる。     ~ハゲブダイ属~   ・オオモンハゲブダイ オス個体 画像引用元   オスの体色は全体的に青緑色で、目の後ろから体側中央付近にかけてオレンジ色の色斑がある。 メスは茶褐色で、他のブダイ科のメス型との判別が難しい。 最大35cmほど。     ・オカメブダイ オス個体 画像引用元   オスの体色は青緑色で、オオモンハゲブダイに似る。目の下、頬のあたりに黄色斑がある。 メスは茶褐色で、他のブダイ科のメス型との判別が難しい。 最大40cmほどになる。     ・オニハゲブダイ オス個体                     画像引用元   メス個体                 画像引用元   オスの体色は緑色で、眼前から口元にかけて淡色域がある。ナンヨウブダイに似る。 メスは淡い緑色の体色となる。 国内ではほとんどみかけない。最大で50cmほど。     ・コブブダイ 画像引用元