カラフトマスの生態と釣り方について解説します。

 

カラフトマスはサケ科サケ属の回遊魚で、サケ属の中では比較的小型の魚です。

サケの仲間の中では最も資源量が多いとされ、鮮魚で市場に出回ることは少なく、多くが加工食品として流通しています。

 


 

形態と食性

尾ビレや背面に、黒色の大きな斑点があるのが特徴です。

産卵期になると、オスは背部が大きく盛り上がるため「セッパリマス」などとと呼ばれることもあります。カラフトマスの稚魚は体にパーマーク(魚体にできる斑点)がありません。

2年で50~60cm、最大で70~80cmに成長しますが、サケの仲間では小型の部類に入ります。

食性ですが、やはり肉食性でサケと同じように沿岸などではヨコエビ類などを捕食します。
回遊生活に入るとオキアミ類や魚類などを主に捕食するようになります。

 

降海、回遊、そして遡上

孵化したばかりの稚魚はすぐに降海し、一晩から数日で河口域に達します。
その後しばらく沿岸で生活した後、北太平洋の沖合に出て回遊生活を送るとされています。

カラフトマスは約2年の回遊生活を送ったら、8月~9月に河川へ遡上します。サケほど母川回帰性が強くないので、かなり小さな川に遡る事もあるようです。

カラフトマスは主に北太平洋、ベーリング海、オホーツク海、日本海に分布しており、国内の遡上河川は根室海峡を含むオホーツク海沿岸が大半を占め、道南の河川に遡る個体は少ないとされています。

 

主な釣りスポット

オホーツク海でよく知られている主な釣りスポットは
モベツ川河口
北見幌別川
枝幸港
新港
オムサロ原生花園海岸
紋別港
問牧川河口
藻興部川河口
オシャムリ沼導流提など。

日本海側でよく知られている主な釣りスポットは
箸別川河口や増毛海岸となっています。

 

カラフトマスの釣り方

カラフトマス釣りは主にルアー釣りがメインとなっているので、ここではルアーフィッシングの釣り方を紹介します。

1.ルアー

竿は8フィート前後のシーバロッド、リールは3000番前後のものを使用します。
文字通りルアーフィッシングになりますが、使用するルアーは、サケ釣り用の10~20グラム前後のスプーンが圧倒的に良いです。

スプーンの色ですが、接岸初期には青やシルバー系、最盛期には赤、金、オレンジなどが良いでしょう。
フックにはタコベイトを付けるのが一般的です。

 

2.エサルアー
基本的なタックルはルアーフィッシングと同じですが、針ににサンマやカツオ、イカなどの切り身を付けて行なう釣り方になります。

ルアーのフックにエサを付けるのでエサルアーと呼ばれていますが、イメージ的にルアーフィッシングと同じと考えても良いと思います。

 

3.ウキルアー
これはエサルアーのリーダー部にウキをセットし、超スローリーリングで行なう釣り方です。
根掛かりせずに棚をキープしてリーリングできるので、かなり楽な釣りになります。


 

カラフトマスをルアーで釣る場合、サケ釣りのように超スローリトリーブが1番良いアクションになります。
ルアーがギリギリ動くぐらいのスピードで、ゆっくり巻いてきましょう。

アタリはゴン、ゴンと来ますが、アタリがあってもリーリングのスピードは変えず、竿に重みが乗った時に合わせるのがコツです。

遅すぎるほどのら向こう合わせが意外にバッチリなタイミングだった、なんてことも良くあります。

 

また、カラフトマスはとてもよく走ります。レバーブレーキリールを使う人も居ますが、ジャンプなどもするのでどちらにせよドラグ設定はキチンとしておきましょう。

基本的にはサケの釣り方とよく似ているので、そちらを参考にしてもいいと思います。