【高知県の鮎友釣り】超詳しく解説‼︎~吉野川~

吉野川

四国三郎と呼ばれる日本三大暴れ川の一つで、四万十川に次ぐ全長194mですが流域面積は四国一位。非常に水量の多い河川です。

高知県側は上流部にあたりますが、巨石、岩盤の間を波打ちながら流れる急流と激流の連続で、ラフティングの名所にもなっています。

これまで仁淀川四万十川を紹介してきましたが、今回は吉野川の鮎釣りのポイントや癖を詳しく教えていきたいと思います。

*吉野川は高知県・徳島県を流れる大河ですが、この記事では高知県側のエリアを解説しています。


ポイント別の特徴

吉野川は道路から見える川相と実際に降り立って見る川相が全く違い、「この流れのどこで鮎を釣るの?」という恐怖心さえおぼえるほど流れが凄いです。

高知県側は上流にある早明浦ダムの上流、そして下流山崎調整堰堤までとその下流で大きくポイントが変わります。

ここでは、
早明浦ダム上流→上流
早明浦ダム〜山崎調整堰堤→中流
山崎調整堰堤より下流→下流
という風に捉えて解説します。

上流

早明浦ダム上流は100%放流鮎で、専門に狙う人は少ない地域です。
最上流部だけあってさすがの吉野川でも釣りやすいポイントがあります。ですが、放流量によって釣果に大きな差が出るので、オトリ店さんからの情報がキーになります。

6月後半からぼつぼつ掛かり始め、7月後半には魚影は薄くなります。

中流

早明浦ダム下流から山崎調整堰堤までは、河原もあり川幅も広いため友釣りに適した釣り場が多いです。オトリ店もあるため、釣り人も比較的たくさん居ます。

こちらも100%放流鮎で、いい条件に当たると20匹〜30匹と掛かることもあります。

掛かり始めるのは7月からで、初期はほとんど掛かりません
8月後半からは尺鮎も出るようになり、近年は関西関東圏からの釣り人も増え、ポイント確保が厳しくなります

下流

山崎調整堰堤より下流は、堰堤からの維持放水と少し下流の発電所の放水により夏場の渇水時期でも常に水量の多い状態です。
そしてこの辺りから巨石、岩盤が連なり、河原はほとんど無く、大渓谷の川相となります。道路からも非常に遠く、降り立っても激流と急流の連続で、足場もままならない、命がけポイントが続きます。

ここの鮎は徳島の池田ダムを遡上した鮎徳島で放流されて遡上した鮎・そして地元放流された鮎3種類の鮎が混在します。

ここは8月中旬から尺鮎の声を聞き始めます。
8月中旬から〜10月くらいまで球磨川より尺鮎の可能性が高いということもあり関西、関東の猛者が押し寄せ、道路の駐車スペースは県外ナンバーだらけという現状になっています。

ちなみにこの地域は足場が最悪で、流れは強烈水量も多いということで掛けても下がれない・獲れない、竿が真っ二つに折れるなど、次元の違う鮎釣りとなります。

そしてこの地域で釣る場合、絶対に泳げる人というのが条件で、根掛かりしても決して潜らないことです。巨大な浮石が多く、吸い込まれたら命まで失いかねません。
こんな川相ゆえに、数はほぼ出ずに良くて10匹、最悪はオトリを全部失いマイナスになる事もあります。


 

吉野川の支流

吉野川には鮎友釣りの出来る支流がいくつかあり、穴内川、立川、地蔵寺川などが挙げられます。

7月1日の解禁ですが、網やシャクリも同時解禁の為、釣り専用区以外は釣るのが難しくなります。
放流量も少なく、約1ヶ月で鮎は獲りきられてしまいます。

 

 

吉野川で尺鮎釣り&数釣りを同時にできる裏技

最後に吉野川で尺鮎を獲る裏技です。
実は8月後半から9月中旬にかけ、早明浦ダムが放水を止める時期があります(大体夜中)。この止めた翌日に上手くめぐり合えば、水位は一気に50cmから80cmくらい下がります。
この時、豊永周辺の今まで竿入れ不可能だった激流や急流が普通の荒瀬に変わります。そして、鮎たちも水が減った中で一番荒いところにたまります。
このタイミングで一番最初に竿入れをした人に幸運が訪れます。水位が減っているので尺鮎を掛けても取り込む確率が上がり、数も掛けることができます。

 


 

おわりに

吉野川は高速道路の大豊インターから各ポイントまで、オトリ店経由でも30分前後で着くので非常に便利な川です。有名プロも来るようになり、人気の高い河川となってきています。

最近では、管理する嶺北漁協が釣り場降り口の看板を各所に表示してくれたお陰でポイントも非常にわかりやすくなりました。

激流の吉野川ですが、アクセスや周りの環境は易しいので是非一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

【高知県の鮎友釣り】超詳しく解説‼︎~仁淀川(によどがわ)~ | 釣り武士.com
高知県を流れる一級河川、 仁淀川(によどがわ)。 石鎚山を源流とし、愛媛県から高知県をまたぐ川で、長さが124kmに渡る四国で3番目に大きい川です。 仁淀川は古くから鮎の遡上が多く、高知県では鮎の友釣りのメッカともいわれ、近年では川の広さと鮎の多さ、そして道路アクセスの良さからメーカー主催の鮎釣り大会が頻繁に行われるようになりました。 2016年は未曾有の遡上の少なさで大不漁となりましたが、通常年ですと6月1日の解禁から9月末(年によっては10月15日)の禁漁まで鮎友釣りが楽しめます。 また全国の川のなかでも常に水質No.1を維持している仁淀川。川の水は仁淀ブルーと呼ばれ、透明度が非常に高く、川の綺麗さにも注目されています。 今回は、そんな「奇跡の清流、仁淀川」での鮎の釣り方やポイントを、本流・支流に分けて解説していきます。 仁淀川 本流の鮎釣り 仁淀川本流は大河川ゆえ、河口から上流に向けて高知県側に筏津(いかだづ)ダム、愛媛県側に大渡(おおと)ダムと面河(おもご)ダムがあり、川が寸断されています。 ・流域について 高知県側の鮎友釣りポイントは、筏津ダムを境にほぼ放流鮎のみの上流と、天然遡上してくる中流・下流に分かれます。 上流域は上流で大渡ダムと野老山の調整堰により普段は減水域となり水量は少ないですが、増水して高水となると川相は一変します。 一応、かつては尺鮎も獲れた地区だけに惚れ惚れするポイントが連続しますが、道路から川までが遠く、岩盤や巨石の大渓谷状態なので一般的なポイントではなく、放流のみなので型はいいですが数は出ません。 基本的に、筏津ダムより下流が鮎友釣りのメインポイントとなります。 ・ポイントの詳細と釣り方 鎌井田の放水口といわれる、発電放水パイプから下流は本来の流れに戻り豊富な水量で、三つ石から鎌井田、栗見谷、片岡、黒瀬とポイントが続き、支流上八川との合流からは出来地、石見、柳瀬、ゴンドウ、勝賀瀬と有名ポイントが続きます。 川相は三つ石から黒瀬辺りまではやや大きめの玉石と岩盤で淵、トロ、瀬と続きます。
【高知県の鮎友釣り】超詳しく解説‼︎~四万十川~ | 釣り武士.com
四万十川は全長196kmにも及ぶ四国最長の大河です。 高知県のみを流れていますが、その川の長さから、魚券を必要とする漁協や組合は3つに分かれています。 河口から家地川堰堤までと、支流梼原川の津賀ダムまでが中流言われるくくりになっており、それより上が上流域です。 家地川より上流は、上流淡水組合が管理していて魚券が別になりますが魚道を遡上する鮎は皆無で、放流も少ない為、現状では友釣りは成立しません。 今回はそんな全国屈指のフィールドである四万十川の友釣りについて詳しく解説していきます。 四万十川 本流の鮎釣り さて、本流にダムのない「日本最後の清流」といわれる四万十川は、実際は本流の上流にはダム機能を備えた家地川堰堤があり、最大支流の梼原川には立派なダムがあります。 このダムの取水により、発電所のある津賀までは減水域で本来の流れになるのがこの発電所より下流となります。 近年の天然遡上の激減により、放流事業も本格的に始め中流だけで稚鮎を5トンほど放流していますが、長い川だけに天然遡上の状況によって好漁、不漁の年がはっきりします。 ・四万十川の解禁初期 解禁の6月1日は、遡上の多い年は釣り人がそこそこ居ますが、有名な三島のポイントに居るくらいです。少し寂しくなります。 そのような状態ですから、初期は中流の支流の目黒川や黒噂川、梼原川の方が釣り人も多く、鮎もそれなりに掛かります。 この解禁から6月いっぱいまでの状況でその年の四万十川が決まります。 遡上がそこそこで、初期にそれなりの釣果がある年は7月に入ると面白い友釣りができます。元々この四万十川は勾配が緩やかな割には、中流の西土佐あたりから、岩盤と大岩が多くあり、荒瀬や急流も沢山あります。 途中は広大な淵やトロで、7月には河口から100kmくらいの昭和から梼原川の合流のある大正町あたりに留まり縄張りを持ちます。 水量の多い年は鮎の成長が非常によく、7月中旬には早くも27cm200g位になり、増水後のやや高水時には24cm~27cmが入れ掛かりになることもあります。魚が大きいので20匹も獲ればクタクタになります。このような年は終盤の尺鮎に大きな期待が持てます。 ・四万十川の中期・後期 梅雨が明けると、四万十川最大の鮎友釣りの難しい時期に入ります。
【鮎友釣り】鮎釣り師の夢、「尺鮎」を獲るためには。 | 釣り武士.com
鮎友釣り師の憧れ、夢である尺鮎。 「尺」とは日本古来の長さの単位で、センチメートルに換算すると30.3cm。30cmは超えてるが30.3cmに届かない鮎もおり、そういった鮎は泣き尺と言われます。 そんな尺鮎を求め、大鮎狙いの釣り師は9月から10月にかけ川に向かいます。 憧れの尺鮎も、縄張りを持つ環境や性格を知ればめぐり合うチャンスが何倍も増します。なので今回は、尺鮎を獲るにはどうすれば良いかを徹底解説していきます! 尺鮎の出る河川の特徴 尺鮎の出る河川というのは、それなりの条件があります。 それは水量が多いこと、大岩が多いこと、簡単に渡川できないこと、そして魚影が薄いことです。 魚影の濃い河川の場合は必然的に食べるエサが少なくなるので大鮎は育ちません。 上記のような条件の河川では、必ず竿の届かないポイントがあり、網の入れれない大きな淵などが存在します。 これぞ尺鮎の育つ条件となるのです。   尺鮎の居着く場所   次に尺鮎が居着く場所。 ゴウゴウと波うって流れる急流や白泡を立てながら流れる激流などはいかにも尺鮎が居そうな感じですが、実際はこんな場所には居ません。 尺鮎はいわば巨大化した鮎。人間で言う年寄りで、若くはない鮎です。 そんな尺鮎が居つくのは、激流や急流になる手前の瀬肩の大きな沈み石の裏や激流や急流が淵へ流れ込む対岸のヨレの深場などです。 そして尺鮎になるまでにこの鮎たちは過去にハリ掛かりし逃げ延びている個体がほとんどです。ゆえに賢くもなっています。 瀬肩で掛かると激流、急流へ突っ込みますが、突っ込まれると大半が獲れません。対岸のヨレでは掛かると対岸へ突っ込み、竿が伸びてこれまた取り込めません。 言ってしまえば、「ここで掛けてもどこで取り込めばいいの?」というような場所に居るのです。     尺鮎を釣るためのタックル 尺鮎を獲る最大のキモは道具にあります。 「尺鮎も釣りたいけど数も釣りたい」では、尺鮎は獲れません。尺鮎を釣りたいのであれば尺鮎だけに的を絞ったタックルで挑みましょう。 竿は荒瀬や超硬、硬調などですが、ここで重要なのは、使用するのは引き抜き用の竿ということ。つまり先調子ではなく胴に乗る調子の竿です。竿を伸されるのを胴が守ってくれます。 水中糸はメタルやPEなら0.2号~0